RADWIMPSを大阪城ホールで観た 2019.07.10 22:41 山崎洋一郎の「総編集長日記」 ラブソングであろうと憎しみの歌であろうと、希望の歌であろうが現実の歌であろうが、野田洋次郎の歌は過激なまでに正直で素直だ。だからRADWIMPSの新曲やニューアルバムが出てそれを聴くたびに、ドキドキするし時には呆れる。正直で素直であることにビビらないという意味でRADWIMPSは完全にロック・バンドだ。その歌が、聴き手の中でいつの間にかドキドキや衝撃を超えて暖かいアンセムになっているのをみんなで確かめ合う場、それが最近のRADWIMPSのライブだと思う。この会場中にいる人達の間を、温かい血液のように歌が巡って脈打っていた。非常に美しい光景だった。(山崎洋一郎)