Eveの楽曲が今、これまでの閉じた世界からより広い現実の世界へと広がってきている。
まだ誰も、ライブで間近で見たことのある人以外はEveの顔すらも知らないのに。
Eveの楽曲と言葉と歌への期待感はどんどん大きくなりつつある。
そんな中、Eveのニューアルバム『Smile』がまもなくリリースされる。
前前作『文化』、前作『おとぎ』とはタイトルの意味性もジャケットの雰囲気も大きく違う。
そして内容も、今まで見たことのないEveの内面や感情が、今まで聴いたことのない新たなサウンドで表現された非常に意欲的なものになっている。
4曲のタイアップ曲のポップソングとしての輝きは言うまでもないが、それ以上に表現者としてのEveのリアルを伝える深い楽曲たちの印象が強い。
世間に広がっていく作品であると同時に、自身の進化を刻みつけた、強いアルバム。
2020年最初に輝く傑作アルバムであることは間違いない。
今発売中のロッキング・オン・ジャパンではこのアルバムの精神性を掘り下げたインタビューを掲載しています。
そして次号ではアルバム全曲解説インタビューへと展開していくので、ぜひ読んでください。(山崎洋一郎)