仲良しトークでもない、褒め殺し合戦でもない、エピソードネタの投げ合いでもない、社交辞令のフラットトークでもない、本当にじっくり話したい相手とじっくり話したい事柄についてじっくり話す、そういうアーティスト対談って実はほとんどないが、今回の対談は完璧なまでにそういう理想の対談になった。しかも清水依与吏と尾崎世界観という、アーティストとしても人間としても超濃密で才能たっぷりの2人でそれが実現したというのは、手前味噌ながら素晴らしいことなのではないか。
成功したのには理由がある。今回の対談には司会者がいないのだ。いつもなら僕が2人の間で口を出すのだが、「今回は司会なしで。でもそこに山崎さんは座っててください」という尾崎のプロデュースに従ってやってみたら見事に成功。なんか悔しいが流石である(泣)。(山崎洋一郎)
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back number清水依与吏とクリープハイプ尾崎世界観が超ロング対談で登場。JAPAN最新号はもう読んでもらえましたか? これほどリアルで本音の対談は打ち上げの二次会ぐらいに参加しないとなかなか味わえないと思います
2022.05.21 22:37