あまりにも、無防備なまでに「ロックバンドUNISON SQUARE GARDENのアルバム、以上!」みたいな出来映えに、逆にたじろいでしまうのも事実。前々作『MODE MOOD MODE』の予想を超えるポップ路線、前作『Patrick Vegee』の強引なまでの唯我独尊モードから、まさかギアをニュートラル{にして特に目的地なしのハンドル手放し走行に入るとは思ってなかったからだ。さすがというか憎らしいというか、とりあえずは聴いて盛り上がることしかできない。最高である。さすが。(山崎洋一郎)
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