まだツアーの真っ最中だからネタバレは避けるが、何よりもステージ上での米津自身の存在感が凄くて、それだけで表現として成立するぐらいだった。
そして歌声の密度とパワーも以前よりさらに増していて、観客も自分の感性をMAXで開かないと伝わってくる感情の情報量を受け止めきれないほどだった。
内省的なペルソナと、外へ向けてのアプローチ、もはやそんな2つのコントラストで米津玄師を語るフェーズではないことはわかっていたが、久々にライブで見た米津玄師は予想以上に多面的で重層的な表現者になっていた。(山崎洋一郎)
米津玄師のさいたまスーパーアリーナ公演を観た
2023.06.17 15:25