ELLEGARDENのZepp DiverCity公演の感想

ELLEGARDENのZepp DiverCity公演の感想
16年ぶりのニューアルバム『The End of Yesterday』を引っ提げてのツアー、全国36本を回るライブハウスツアーのセミファイナル公演だ。
新譜からの曲も以前からの曲も織り交ぜてのライブなのだが、油断すると昔の曲なのか新作の曲なのかわからなくなるぐらい、そこには区別はなかった。新譜の曲なのに昔から聴き馴染んだ曲のように聴こえるし、昔からの曲だけど当たり前のように新鮮に感動できる。どれだけストロングで普遍的ないい曲を書いてるかの証だと思うし、その姿勢は昔も今も変わってないという証でもあると思う。新譜を音源で聴くとサウンド作りやアレンジで昔とは変わったような印象を受けるが、ライブだとその本質は何も変わっていないことがよーくわかった。ついでに言っておくと細美のMCやキャラも、本人は大人になったふうなことを言うときもあるが、まったく何も変わってなかった。エルレのライブハウスツアー、やっぱり最高である。

ZOZOマリンスタジアムを含む全国スタジアム・アリーナツアーが発表されて、つまりそれはエルレ史上これまでなかった前代未聞のデカいツアーなわけで、これまでELLEGARDENのワンマンライブを伝説としてしか知らなかった人たちもついにそれを体験できるときが来たということだと思う。楽しみにしてほしいと思う。(山崎洋一郎)
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする
フォローする