フジロック、待ちに待ったビョークを観た

フジロック、待ちに待ったビョークを観た

前回もそうだったが、フジのビョークは最強だ。
この日を楽しみにしていたが、期待を上回る感動をまたビョークはくれた。

アルバム『バイオフィリア』がコンセプト的な作品だったからライブもコンセプチュアルで難解なものになるのかな、と思っていたが、めちゃくちゃフィジカル。
声とダンスだけでほとんどが表現されていて、映像も照明も見事なクオリティーだが音楽以上の主張はしない。
とにかくビョークの歌と動きと、コーラス隊とのコンビネーションがすべて。
すごくライブで、シンプルで、フィジカルだった。

ビョークの音楽は、ビョークの宇宙観、生命観が直接的に反映されている。
でも観念的にも抽象的にもならない。プリミティブでフィジカルだ。
フジのステージは、前回も今回もこの上なくそれが伝わってきた。

1曲終わるごとに「アリガトウッ!」っていうのがほんとかわいい。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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