必殺バンガーだらけの、ここは夢のポップ島？――なんて思いすら浮かぶ、ゴリラズの痛快な新作8th『クラッカー・アイランド』について、デーモン・アルバーンに取材いたしました。
無条件にエンジョイできると共に、現代社会の闇／病みにも光を当てる、彼らしい多面的な作品の背景について色々語ってくれていますので、ファンの皆さんはどうぞお楽しみに！
と言いつつ、取材開始の定番挨拶＝「How are you?」を何気なく振ったところ、なぜかしばし考えてしまったデーモン。なんでもこの前日に変わったヨガをやり、やや体調が良くないとのこと。
デーモン「あれは……なんだったんだろうな、いわば『怒りの感情』をベースにしたヨガでね、『アングリー・ヨガ』って名前で」
筆者「（笑）はぁ？？？」
デーモン「うん、『何それ？』だよな。ヨガの対極だ！（笑） すべてのポーズが、ポーズをとっている人間を怒らせるようにできていて、ポーズをやめて身体を解放すると、それと共に怒りの感情も放出される……ってことなんだろう。でも、あれをやったおかげで、昨日はマジに具合が悪くなっちゃって」
前回のソロ作取材時も水泳の話が出たように、日常的なエクササイズ／健康管理に気を配ってくれているのが窺えて嬉しい。
しかし、複数のアウトプットを通じ、常に音楽表現で発散し、内にため込まないタイプのデーモンに、このヨガは逆効果だったようです……。（坂本麻里子）
ゴリラズのインタビューは、3/7（火）発売のロッキング・オン 4月号に掲載します
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