2023年の大本命アルバムのひとつとなった『ディス・イズ・ホワイ』の素晴らしさはもちろん、秋にリリースした数々のアーティストによるリミックス作品『Re:This Is Why』も評判のパラモア。
近年の再評価の波に乗りつつも、作品ではデビュー当初のエモミュージックにとらわれない幅広い音楽的語彙を操るその才気に驚く。
ロッキング・オン2月号では、彼女たちのロングインタビュー記事を掲載。このバンドがどれだけ数奇な運命をたどってきたかが伝わる内容になっている。
一時期ライブでも封印していたものの近年のリバイバルヒットやリスペクトの声を踏まえて感じ方が変化してきたという“ミザリー・ビジネス”のエピソードや、女性蔑視のシーンで戦ってきたヘイリーの苦労など、貴重なエピソードが多く語られている。
今のバンドのムードは良好なようで、信頼しあえるメンバーシップがあるからこそ語られる話に、ぜひ耳を傾けてほしい。(つやちゃん)
パラモアの記事が掲載されるロッキング・オン2月号