ライブとは文字どおりナマモノであり、一期一会の体験であるため、「完璧」、「ベスト」といった固定評価はなるべくしたくないのだが、それでも「完璧」、「ベスト」と感嘆せずにはいられなかったのが、オリヴィア・ロドリゴの初来日公演だった。
ポップスターとしてのカリスマも、ポップパフォーマンスの完成度の面でも、ロックアクトとしての若さ弾ける勢いでも、そしてシンガーソングライターとしての歌の説得力においても、全てがこれほど高次元で合致したステージは早々お目にかかれるものではない。
ロッキング・オン最新号では、そんなオリヴィアの記念すべき初来日公演初日を徹底レポート!なぜ彼女はZ世代を代表するトップスターになりえたのか、その理由が詰まっていた有明アリーナ公演を振り返っていきます。
“ヴァンパイア”のドラマに酔った瞬間を、“ドライバーズ・ライセンス”で声張り上げたカタルシスを、そしてアリーナが縦に揺れまくった“グッド・フォー・ユー”の歓喜を。あの日の幾多の余韻が蘇る内容になっているかと思いますので、お楽しみに! (粉川しの)
オリヴィア・ロドリゴの記事が掲載されるロッキング・オン12月号