特に印象的なのは、アルバムタイトルになっている“MIETA”だ。オーケストラの壮大な演奏が鳴ったかと思えば、忙しいリズムの上で断片的なノイズが飛び回る。そこでカエラは、新たな出会いや新しい自分を発見する喜びを歌う。今の彼女のモードを象徴している曲だろう。風変りなこの曲には、素直に世界と向きあい、それを受けとめようとする態度が現われている。彼女は、また力強く歩み始めた。(遠藤利明)
次に進む道、見えた
木村カエラ『MIETA』
2014年12月17日発売
2014年12月17日発売
ALBUM
特に印象的なのは、アルバムタイトルになっている“MIETA”だ。オーケストラの壮大な演奏が鳴ったかと思えば、忙しいリズムの上で断片的なノイズが飛び回る。そこでカエラは、新たな出会いや新しい自分を発見する喜びを歌う。今の彼女のモードを象徴している曲だろう。風変りなこの曲には、素直に世界と向きあい、それを受けとめようとする態度が現われている。彼女は、また力強く歩み始めた。(遠藤利明)