君と僕は一生の友達なのさ

銀杏BOYZ『エンジェルベイビー』

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銀杏BOYZ エンジェルベイビー
銀杏BOYZの対バンツアー「ロック好きの集まり」の初日の東京公演で、“エンジェルベイビー”を初めて聴いた。5人編成の新体制によって響かせたこの曲に触れて、ほとんどのオーディエンスが今から12年前に生まれ、今もなお銀杏BOYZのロックソングの原風景として揺るぎない求心力を発揮し続けている“BABY BABY”や“漂流教室”を想起しただろう。轟音にまみれながら、ロックンロールと契りを結び、行き止まりの感情をまだ見ぬ向こう側の世界へ連れていく。傷だらけのリリシストであり、とびきり人懐っこいメロディメイカーとしての峯田和伸(Vo)のソングライティングセンスがよどみなく解放されている。昨年、足かけ11年で完結させた“人間”“光”“生きたい”という三部作。その「生と死と、性と私」を死に物狂いの様相で描いた、あるいは精神の懲役とも言えるかもしれない季節を経て、原点と現点が必然的に交差する地平に立った。“二回戦”も含め、とても皮膚感覚に馴染むのに完全に新しい音と歌が生き生きとある。これが3ヶ月連続でリリースされるシングルの1発目である。(三宅正一)

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