運命を越えて掴んだ歌

尾崎裕哉『SEIZE THE DAY』

発売中

尾崎裕哉 SEIZE THE DAY
前作『LET FREEDOM RING』に続き、サウンドプロデューサーに蔦谷好位置、ワードプロデューサーにいしわたり淳治を迎えた布陣により、劇場版アニメ『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』の主題歌として書き下ろされた“Glory Days”を含む2nd EP。 “Glory Days”は力強いビートに背中を押されて、両腕から自由と開放感を解き放つような、これまでの尾崎裕哉にはなかったタイプの華やかさと衝撃を宿した1曲に仕上がっている。これまでに、周りの人に優しい愛を伝えた“始まりの街”や、父である尾崎豊が生きた歳を越えた自身の想いを綴った“27”などを書いたことで、尾崎裕哉ならではのクリエイティビティとメッセージ性が浮き彫りになったのだろう。インスタ映え重視な価値観にラップを交えてチクリと物申す“シアワセカイ”や、甘さと苦味が同居した“愛か恋なんて(どうでもいいや)”といった楽曲世界も含め、シンガーソングライターとしての独特かつ新たな立ち位置を予感させる。美しい声を受け継ぎながら、様々なジャンルやクリエイターと共に新しい扉を開く。(上野三樹)

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