楽曲そのもののインパクトにも、改めて言及したい。ゴスペル調コーラスの重みと、“アイドル”らしいコールの軽さのコントラスト。そして、こんな歌い方もできるし、こんな声も出るの!?と、またも驚かされたikuraのボーカル。感情を煽る曲調に緻密な計算が秘められている。
なお今作には“Idol”(“アイドル”英語版)“アイドル - Anime Edit -”“アイドル - Instrumental -”も収録。特に英語版は、“アイドル”がビルボードのグローバルチャートの14位にランクインした経緯もあり、これまた絶妙なタイミング。今後の展開も注目だ。(高橋美穂)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年7月号より抜粋)
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