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エッジの立った2組の新鋭バンドによるコラボレーションである。作詞にはmuqueのAsakuraとCLAN QUEENのAOi、作曲にはmuqueのtakachiとAsakura、そしてAOiがクレジットされており、編曲にはtakachiとAOiが名を連ねている。お互いの名前を貸し合うようなダサいフィーチャリングではなく、ガッツリと共作。そして、今バンドシーンの最先端を走る2組が生み出す現在進行形の熱狂と気迫を生々しくパッケージングした一曲だ。この曲でmuqueとCLAN QUEENは、「これからの時代を作るのは自分たちである」と、革命の狼煙を上げている。今年、muqueは自主企画で2ヶ所もCLAN QUEENをゲストに招いており、そもそも普段から親交が深い2組。このコラボレーションもmuqueが発起人であるという。muqueの楽曲という観点で見れば現時点でバンド史上最大のダイナミズムと攻撃性とスケール感のあるサウンド。Asakura、yowa、AOiと連なる3者3様の生き様を刻み込んだ声が、色とりどり、それぞれの命を燃やす。（天野史彬）（『ROCKIN'ON JAPAN』2026年1月号より）
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