どうせライヴをやりゃ必ず死ぬほど盛り上がるんだから、すでにアイリッシュ・パンクという強固な様式美を手にしたからには、スタジオ作品はツアーの土産程度のものでもいいんじゃないかとさえ思うが、優れた新作を形にしてきて本当にエラいと思う。ポーグスの“ニューヨークの夢”がモチーフなのは明らかな6曲目のクリスマス・ソングも、ドロップキック・マーフィーズらしい少しヒネたアプローチで、見事に我流で成立させている。 (鈴木喜之)
息切れしないタフさ
ドロップキック・マーフィーズ『サイン・アンド・シールド・イン・ブラッド~勝利への約束』
2013年02月06日発売
2013年02月06日発売
ALBUM
どうせライヴをやりゃ必ず死ぬほど盛り上がるんだから、すでにアイリッシュ・パンクという強固な様式美を手にしたからには、スタジオ作品はツアーの土産程度のものでもいいんじゃないかとさえ思うが、優れた新作を形にしてきて本当にエラいと思う。ポーグスの“ニューヨークの夢”がモチーフなのは明らかな6曲目のクリスマス・ソングも、ドロップキック・マーフィーズらしい少しヒネたアプローチで、見事に我流で成立させている。 (鈴木喜之)