スリル・ジョッキーからの2枚目となる本作、ツェッペリン『Ⅲ』をもじった(輸入盤の)ジャケにまず目を奪われずにいられない。ただ蓋を開ければ本質は揺らいでおらず、ファズがうなるミニマルなスペース・ロックは健在なのでファンの方はご安心を。頼もしいことにバンドとしてのトータルなグルーヴは力強さを増しているし、アコギをフィーチャーしたメロディックな楽曲はポップ・アピール度が高く、マジー・スターやブライアン・ジョーンズタウン・マサカーといったサイケ・アンダーグラウンドからのクロスオーヴァー組をも想起させる出来。爆音だけではないリリカルなニュアンスの萌芽は、より多くの人間に向けてこのバンドを開いていくはずだ。(坂本麻里子)
浮上へのカウント・ダウン
ウッデン・シップス『バック・トゥ・ランド』
2013年12月18日発売
2013年12月18日発売
ALBUM
スリル・ジョッキーからの2枚目となる本作、ツェッペリン『Ⅲ』をもじった(輸入盤の)ジャケにまず目を奪われずにいられない。ただ蓋を開ければ本質は揺らいでおらず、ファズがうなるミニマルなスペース・ロックは健在なのでファンの方はご安心を。頼もしいことにバンドとしてのトータルなグルーヴは力強さを増しているし、アコギをフィーチャーしたメロディックな楽曲はポップ・アピール度が高く、マジー・スターやブライアン・ジョーンズタウン・マサカーといったサイケ・アンダーグラウンドからのクロスオーヴァー組をも想起させる出来。爆音だけではないリリカルなニュアンスの萌芽は、より多くの人間に向けてこのバンドを開いていくはずだ。(坂本麻里子)