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昨年リリースのEP『ひびのかけら』のインタビューでも明確に「もっとたくさんの人に聴いてもらいたいと思った」と話していたUNFAIR RULEの新曲はなんとドラマ主題歌。ということは間違いなくこの“きずなごと”でこれまでよりはるかにたくさんの人に聴かれることになるだろう。とはいえ、ドラマ主題歌のバラード曲になってドラマの登場人物のことを考えて書き下ろされても、このバンドらしさが変わることはない。山本珠羽(G・Vo)の鳴らすギターはライブハウスでのロックバンドでしかない歪みとエモーショナルさを放っている。しかし山本の歌唱はどこかライブハウスで目の前の人に歌うだけではない、顔が見えなかったり出会っていない人に向けるかのような感情を確かに感じさせるというのがこのバンドとしてのドラマタイアップ曲と言えるだろうか。テレビを通して出会った人たちをライブハウスに連れてくることをこれから最も成し遂げてくれるバンドになるのかもしれない。その第一歩にして決定打的な曲。(ソノダマン)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年6月号より)
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