人は多くの嘘に救われながら生きていて、誰かの思いやりのある優しい嘘があるからこそ、誰かの本音は成り立っている。
UNFAIR RULEが4月24日にリリースした“嘘”は、君のために優しい嘘をつき続ける私と正直すぎる君との分かり合えないもどかしさを、軽快なロックサウンドと爽快感のあるメロディーに乗せて歌った73秒の恋愛ソング。
《君からの嘘があれば私は救われるのにな》という歌詞が多くの共感を呼んでいるが、この曲が生まれた背景について山本珠羽(G・Vo)は「私が気づかないように嘘を貫き通してくれたら幸せでいられるのにな」と思った実体験がきっかけで、嘘をついてほしいという気持ちを歌にした、とインタビューで答えてくれた。
そんな10代ならではのリアルな気持ちから、2人のルーツとなっているメロコアへの愛、曲作り、ライブにかける想いに至るまでをJAPAN6月号とWEBのrockinon.comで掲載中。
ライブハウスシーンで注目のバンドUNFAIR RULEの希望に満ち溢れた純真無垢な言葉を受け取ってほしい。(伊五澤紗花)
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73秒のショートチューン“嘘”に込めた想いとは──10代のリアルを反映した歌詞を生み出すUNFAIR RULEの本質に迫りました
2024.05.28 20:15