2年ぶりの9作目。結成15周年にリリースされた前作『サンボマスターとキミ』は、タイトル通り彼らの原点というべきファンとバンドの繋がりの力強い再確認であり、ファンへの愛の表明だった。 そして本作は、どんな…
渋谷のライブハウスで偶然遭遇し(クリープハイプなどを観に行ったらオープニングで出ていた。2010年10月のことです)、「なんでこの人はボーカルじゃなくてギターなんだ?」と、まず混乱した。そしたらバンドが解…
2016年に自身で立ち上げたimage worldから第一弾作品となるアルバム『blue』をリリースし、バンドとして新たなステージに立ったandrop。その作品は、かつてなくダークで、闇の淵に立って、その底知れない漆黒を覗…
穏やかなバラードを主に選曲した『blanc』(白盤)。ロック的な力強さも持つエモーショナルな曲中心の『noir』(黒盤)。それぞれコンセプトを明確にしたベストが、2枚同時にリリースされる。2011年に“六等星の夜…
はちきれんばかりの生命力に満ちたパンキッシュな爆走感とともに“サイハテアイニ”で突き上げる、《僕にないものばかりで 出来上がった君だから/君の全部がほしくたって いけないことなどないでしょう?》とい…
「正義とは何か? 悪とは? 正義を盲信し、踊らされている状態とは果たして幸せか?という疑問を投げかけているのです」――これは雫(Vo・G)が“エレクトリック・パブリック”について語る資料のコメントだ。本…
まさに待望のリリース。プログレッシブでフリーキーなサウンド展開に乗る歌詞は、前作以上にシニカルさを感じさせるが、流れるようなピアノサウンドのポップネスが心地好いリード曲“シアワセ林檎”のオープニング…
《どこまで広がるCOSMIC?》(“夢とバッハとカフェインと”)、《俺は決めたんだ あのクズ共から 世界を奪い返すって》(“抱きしめたい”)といったシングル曲越しに、ロマンとサイケデリアの両極を響かせてき…
チャーリー・プース(リード曲“ソー・グッド”)、エド・シーラン(“ドント・レット・ミー・ビー・ユアーズ”)、クリーン・バンディット(ボーナス・トラック“シンフォニー”)をはじめとする豪華コラボレータ…
新作リリース直前に来日公演を行ったメアリー・J.ブライジ。2014年の前作『ザ・ロンドン・セッションズ』は、UKソウル/ガラージに接近して新たなスタイルを模索するという興味深い内容だったが、セールス面では…
絶賛をほしいままにした『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』から2年振りの新作。レーベルのトップ・ドッグのプロデューサー陣に主軸を戻したことで、前作のオーガニック・ファンクからオーソドックスでコンテンポラ…
メジャー・デビュー20周年を迎え、この8作目のアルバム『8』のリリースと、2年ぶりの大規模な北米ツアーを行なうことを発表したインキュバス。アルバム自体、前作から6年ぶりで、その間にもサイド・プロジェクト…
米西海岸インディ界で下積みを重ね、フリート・フォクシーズに一時参加した経験もあるジョシュ・ティルマンがFJMなるペルソナを世に送り出して5年。そのいささか品も口も悪いトリックスター的キャラと無条件降伏さ…
恥ずかしながら、つい最近まで完全にノーマークでした。ご多聞にもれず(?)遅まきながらライブ動画を観てやられたクチです。ただ、もしも音だけの初遭遇だったら「いいけど今の自分の感じじゃないかも」と流して…
ジョン・メイヤーにとって4年ぶりとなる新作『ザ・サーチ・フォー・エヴリシング』は、本作の前にEP2枚の先行リリースを挟むという変則的な段階を踏んで発表されたアルバムだ。そして、メイヤー節ど真ん中の柔ら…
ドレイクの新作は、「プレイリスト」と説明されている。ドレイクと交流のある若手アーティストが多数参加しており、彼らを紹介したいという思いから、アルバムでもミックステープでもなく、そうした呼び方になった…
“クローサー”の特大ヒットぶりは改めて彼らの才能とアプローチの正しさを示したわけだが、そのノリは待望のこのアルバムの隅々にまで息づいている(とくに“クローサー”、“ドント・レット・ミー・ダウン”、“…
さすが、レイ! 10年待った甲斐がある傑作だ。〈アメリカ〉は彼にとってこれまでも最大のテーマの一つであった。屈折した憧憬をサウンドに昇華してみせた『マスウェル・ヒルビリーズ』(71年)、ハリウッドへのオ…
昨年夏のホステス・クラブ・オールナイターに出演したアウスゲイル。その時点でほぼ完成していたという最新アルバムが本作である。14年の『イン・ザ・サイレンス』が本国アイスランドで発表されたオリジナル版のリ…
ここ数年の日本のバンドの間で主流となっているダンスは、4つ打ちを基調とした直線的な縦ノリだが、夜の本気ダンスの場合は艶めかしい曲線運動……もっとわかりやすく表現するならばクネクネしたフィーリングが際…
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