ROCKIN'ON JAPAN INTRODUCTION
KANA-BOON

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新たな一歩に飛び込め!ニューシングル『ダイバー』を語る

KANA-BOONのニューシングル『ダイバー』が8月5日にリリースされる。映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』の主題歌となっている表題曲“ダイバー”は、メンバーが愛する『NARUTO』の世界観にシンクロしながらも、初のアリーナ公演を含むツアーを終えたKANA-BOONがここから描き始める物語の第一歩を刻んだ楽曲だ。夢を追いかけ、それをひとつずつ叶えてきた彼らが、夢の先で何を歌うのか――自信と手応え、そして新しい責任感を抱いて、KANA-BOONは進む。7月30日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』9月号に掲載のインタヴューから先行して、谷口鮪(Vo・G)の発言と撮りおろし写真をお届けする。

インタヴュー=小川智宏 撮影=桑島智輝

まさにアルバムとアリーナ公演がすごく大きかったですね。それを経たからこそこういう曲もできたやろうし、CMタイアップとか、世の中にも1歩踏み込んでいくっていうこともあって、新しい空気みたいなのはあると思いますね。で、この“ダイバー”ができて、こっからまた行くぞっていうのをちゃんと形にできた。バンド的にはほんとにみんな変わったと思うし、すごくいい状態ですね

不安とか邪念がすごい纏わりついてたのがなくなって。メンバーへの考え方みたいなのもちょっと変わったりしたし……なんか、案外ちゃんと頑張ってる部分もあんねんなっていうことに気づけたりもして。まあ、こいつらのためにも頑張らなあかんのかあっていうのも、そういう考えも前よりは強くなったし。その使命感というか、そういうのが前よりもまた強くなった感じですかね

果たして今の自分は、自信を持つっていう言葉に当てはまってるんだろうかとか、そういう余計なことを考えてたのがラクになりましたね。どう見られてるんやろうとかってのがずっと拭い切れてなかったですけど、それがどうでもよくなったというか。やっぱ、ツアーであれだけの人を見ながら一緒にライヴして、ほんとにこの人たちのためにやりたいと思えた

気持ち悪い話ですけど、メンバーが好きですね、やっぱり。まあでも、それが、行き着く先がちゃんと音楽であればやっぱ一番いいですね。今は音楽よりもまずメンバーでいることが一番大事やけど、いつかはその順位が変わるというか。ゆくゆくは、4人で出す音楽への愛みたいなのが深まればいいなあと思いますね

スッキリしたらスッキリした分、なんかそのあいたスペースにまた違うちょっと、負の気持ちというか、不安っていうか、すごい寂しさみたいなのが最近はどんどん溜まっていって。個人的な部分も音楽的な部分も両方というか。まあ、満たされない寂しさみたいな感じですね。ほんでこれをこれからずっと音楽で埋め続けていかないといけないって思うと、もう途方もない(笑)

折角人から先頭って言ってもらえるならちゃんと走っていきたい。やっぱし後ろを走る人にちゃんとその背中を見せたいっていう気持ちというか。それを嫌がる人もいるでしょうけど、喜ぶ人もいるし。そういう、自分たちがどういうバンドなのか、どういう立ち位置のバンドなのかっていうのをちゃんと背負おうって改めて思えたっていうのはありますね

続きは2015年7月30日(木)発売のロッキング・オン・ジャパン 9月号で!

  • ROCKIN’ON JAPAN 2015年9月号

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