菅田将暉が、3月21日に初のアルバム『PLAY』をリリースする。
2月28日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』では、菅田へ初のロングインタビューを敢行。本作をテキストと撮り下ろし写真でひもとく特別別冊『菅田将暉 スペシャルブック』として封入する。発売に先がけ、その中から発言の一部をお届けする。

インタヴュー＝小栁大輔　撮影＝藤原江理奈

結局、（この声は）僕が生きてきたなかで培われたものなんでしょうね。僕が普段何を考えていて、これからどうしていきたいとか、何かの出来事に対してどう思うかみたいな人間性って、役者をやってて出すことはないんですよ。出す必要がないとも思うんですよね。やっぱり役上での存在なので、作品の積み重ねだけでしか「菅田将暉」というものはないから。音楽だったら少しくらいは内面も出せるし、出ちゃうっていうのもあるんですけど、もうそれでしかないのかなっていう感じはしましたね

音楽って極論で言うと、やらなくてもいいことなんですよ。やらなくても誰から怒られるわけでもないけど、間違いなく今しかできないものだから。きっと何十年とか経った時に思い出すんですよ、「いろんなことやったなあ」って（笑）

何がかっこいいかってさまざまじゃないですか。だから僕の思うかっこいいものは、僕のなかにしかなくて。僕の好きなものでしかないと思うんです。100人いて100人がかっこいいと思うものをやる必要はないのかなって。それをやるなら僕じゃなくていいのかなという気もちょっとして。ほんとにかっこよくてきれいなものが見たい人は、そういうものを見ればいいから

やっぱり迷ってるものが好きなのかなあ。っていうか、日々そうだよなってことがたくさんあって。簡潔に言うと、ＡかＢかで、たとえばＢを選んだら、Ａという道がなくなっていくよねっていう。でもそれが悪いというわけでもなくて。だからといって、今の自分が正しいというわけでもないけど、そうしたくてやったんだから、まあこれからもそうしていこうと思いますね

続きは2018年2月28日（水）発売の『ROCKIN’ON JAPAN』4月号で！
●星野 源
『Family Song』から約半年ぶりのニューシングル、その名も『ドラえもん』。
日本人のDNAに刻まれたテーマのなかで、彼が伝えたかった「何者でもない」我々へのメッセージとは？
新たな国民の主題歌へと昇華した、「イエロー・ミュージック」の現在地に迫る決定版インタビュー！

●別冊 菅田将暉 スペシャルブック
音楽、そして自分の声について彼は何を思うのか？ 今、歌わなければならなかったのはなぜか？ 超ロングインタビューでその胸中に迫る特別別冊全32ページ！

●米津玄師
テーマとしての「死」と、直面した身近な「死」――「米津歌謡」とも言うべきレクイエム“Lemon”が生まれた理由とは？

●ONE OK ROCK
今度は台湾に飛んだ！ 2万人の大合唱の前で4人が誓った未来――そのすべてに迫る徹底密着ドキュメント！

●UNISON SQUARE GARDEN
大好評の田淵2万字後編、そして新曲“春が来てぼくら”3人インタビュー＆ツアーファイナル幕張レポ――3本立て大特集でさらに暴く！

●KEYTALK
アルバム『Rainbow』特集第2弾！ 全曲解説でひもとく超絶進化の裏側、全14P！

●BRAHMAN
初の武道館ワンマン、そして5年ぶりのアルバム『梵唄 -bonbai-』――自らの魂と全力で向き合い開いた新たな道をTOSHI-LOW、語る

●BLUE ENCOUNT
人生を包み込む最高傑作『VECTOR』――全14曲に込めた思いを田邊が語る

●04 Limited Sazabys
超王道の最強シングル『My HERO / 夕凪』完成！ この境地にたどり着くまでを解き明かす

●東京スカパラダイスオーケストラ feat.峯田和伸
奇跡のコラボ実現！ 本能がぶつかり合う名曲“ちえのわ feat.峯田和伸”誕生の過程に迫る

●THE ORAL CIGARETTES
凱旋の大阪城ホールワンマン完全レポート＆終演直後インタビュー！ 4人の見た景色、そしてその先とは？

●さユり
彼女はなぜ生きることの正しさを歌い続けるのか？ シングル『月と花束』により深く迫る

●Nulbarich
●FLOWER FLOWER
●阿部真央
●BIGMAMA
●androp
●打首獄門同好会
●感覚ピエロ
●THE BACK HORN
●家入レオ
●雨のパレード
●Czecho No Republic
●a flood of circle
●Plastic Tree
●BURNOUT SYNDROMES
●ART-SCHOOL

●SCENE SPECIAL！ BUMP OF CHICKEN
21周年最後の日、さいたまスーパーアリーナ速報レポート！