でんぱ組.inc@東京ドームシティホール

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初のホール公演21本(〜この世界はまだ知らないことばかり〜)+女性限定4公演(〜乙女の世界はまだ不思議なことばかり〜)+バンド演奏2公演(〜Zeppでバンドと一緒にまだ盛り上がることばかり〜)=計27公演に及んだ、でんぱ組.inc・春の一大ツアー「WWD大冒険TOUR 2015」。武道館公演からピッタリ1年後の5月6日、東京ドームシティホールにてツアーファイナルが行われた。ステージを覆う幕にアルバム『WWDD』ジャケットに描かれているキャラクターのアニメが映され、ツアータイトルが大きく表示される。幕が落ち6人が姿を見せた瞬間、ワーッと歓声が溢れた。

でんぱ組.inc@東京ドームシティホール
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古川未鈴:勇者/相沢梨紗:神官/夢眠ねむ:魔法使い/成瀬瑛美:吟遊詩人/最上もが:魔獣使い/藤咲彩音:踊り子と、RPG風衣装の6人。ミュージカルのような展開が昂揚感を演出する“でんぱーりーナイト”、自己紹介代わりの“W.W.D”と早くも会場を沸かせ、歓声を受け止める姿もすっかり板についた。準備体操風の振り付けが楽しい“ダンス ダンス ダンス”、ずっと変わらないでんぱ組の姿勢が表れた“Future Diver”〜“FD2〜レゾンデートル大冒険〜”など、『WWDD』収録曲を中心にセットリストは進む。ツアー各地で1公演1人ペースで披露してきたソロ曲もこの日は全員分立て続けに披露。6曲連続という形は武道館以来だったが、それぞれの個性が光るパフォーマンスにはこの1年での成長を感じた。ちなみに、“ダンス ダンス ダンス”から“ファンシーほっぺ♡ウ・フ・フ”までの十数曲はMCなしのノンストップ。シンプルな演出も相まって、「歌とダンスで魅せよう」「想いの丈はすべてエンターテインメントに込めよう」という意志が強く伝わってくる。

でんぱ組.inc@東京ドームシティホール
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MCコーナーにて、滑舌、記憶力などのテーマをもとに、ツアー各地で様々な試練を乗り越えてきた6人。この日はラスボスとして「黒ひげ危機一発」が現れ、6人の運が試された。結果的に12本の剣を刺しても黒ひげは飛び出すことなく、負けてしまった6人。来るワールドツアーを経てもっと強くなり、いつかリベンジすることを誓ったのだった。

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シャボン玉が上空を舞った“イロドリセカイ”、ソロで歌い繋ぐサビの力強さが胸に響く“ブランニューワールド”を経て、「まだまだ盛り上がる準備はできていますかー!? 最後まで楽しみましょう!」(古川)とクライマックスへ。ライヴ定番曲3連投に続けて、恒例の寸劇に成瀬が「ツアーファイナルに来てくれたみんながいるし、仲間だもん!」とアレンジを加えた“でんでんぱっしょん”ではテープキャノンが発射! そして、まるでその素晴らしい景色へ宛てたかのように《今しかないしあわせ/ぎゅっとしてちゃんとたしかめたいの》と歌う“檸檬色”が甘酸っぱい余韻を残した。

でんぱ組.inc@東京ドームシティホール
アンコールを求める声に応じてメンバーが再登場。古川は「新たな発見があったツアーでした。全国各地でみなさんが温かく迎えてくれたおかげだとヒシヒシ感じています」と、のべ6万人のツアー来場者へ感謝を伝え、夢眠は出身地・三重県で2デイズ公演を行えた喜びを語る。さらに「6万人ってことは東京ドーム埋められるよ」(最上)「日本中の人が集まってくれるようなグループになりたいですね」(相沢)と野望も覗かせた。“イツカ、ハルカカナタ”“でんぱれーどJAPAN”でアンコールも終了。「これから先もでんぱ組.incは私たちにしかできないことをやっていきます。これからもよろしくね!」(古川)という力強い宣言に、満場の拍手喝采とサプライズプレゼントの花束が贈られたのだった。(蜂須賀ちなみ)
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