昨年と同様、今年も会場である京都府立山城総合運動公園には3つのステージが用意された。メインステージ「源氏ノ舞台」、セカンドステージ「牛若ノ舞台」、そしてストリートボールリーグSOMECITY OSAKAによるトーナメントが行われる「鞍馬ノ間」。午前10時59分。「源氏ノ舞台」のビジョンに、「60」「50」……と開演までの秒数のカウントダウンがはじまる。各ステージに出演するアーティストの名前が次々と現れる中、刻々と開始時刻が迫ってくる。「10、9、8……」と叫ぶオーディエンスの雄叫びが1秒ごとに大きくなっていく。京都大作戦2015、いざ開幕!
一方、セカンドステージである「牛若ノ舞台」も、「源氏ノ舞台」でSHANKのアクトが終わるのと同時にライヴスタート。口火を切ったのは初出場となる04 Limited Sazabys。《きっと間違えられないな 京都大作戦のこのステージを!》と歌詞を替えて興奮をあらわにした“monolith”で、牛若のオーディエンスのボルテージも一瞬にして最高潮に。その後は「いっ祭! がっ祭! たのしみな祭!」とコール&レスポンスで盛り上げたtricot。TOSHI-LOWが乱入してthe LOW-ATUSとして2曲、リリースされたばかりのMONOEYES“My Instant Song”などを弾き語りで披露した細美武士。「今日牛若ステージで一番でっかいサークル見てぇな! 繋がろうぜ全国から来たみんな!」とオーディエンスをひとつにしたNAMBA69。「このオファーが来たとき『来たー!!』っつって叫びました」とその喜びを熱い演奏にぶつけたBACKLIFT。JESSE(Vo・G)がモッシュピットへと突入し、飛び込んできたダイバーをハグするほど密なライヴを披露したThe BONEZ。そして最後はROTTENGRAFFTY・N∀OKIも乱入し「アロハー!」と会場を陽性の空気で包み込んだSUNSET BUSが1日目を彩った。