「実は私、『YAMAHA TEENS' MUSIC FESTIVAL』――今は『Music Revolution』になってるんだけど――っていう大会に出て、その決勝戦がここだったの!」。途中のMCで、「渋公は特別」の理由を語っていた阿部真央。「その時は17歳……ちょうど5年くらい前かな? で、デビューのきっかけを作って、5年後、渋谷公会堂を埋めるライブができてるっていう。5年前、制服でこの場に立っていた阿部真央が、こんなにたくさんの人の前で歌えるとは、誰が想像しただろうか?って」……ありったけの衝動と冒険心を胸に、広大な音楽シーンに単身斬り込んだ10代の阿部真央。あれから5年、今や「ポップに斬り込む」カウンター的存在から「ポップを体現する」アーティストへと変身を遂げ、さらに「その先」の戦いへと踏み出そうとしている。アンコールでは、本人も思わず「こうなるとただのコスプレ(笑)」と言うほどのスタイルで登場するなど、禁じ手なしで全身全霊を傾けて「今、ここ」のオーディエンスに向き合っていく躍動感あふれる姿が、会場一丸の高揚感と熱気とともに胸に残った。
阿部真央 @ 渋谷公会堂
2012.07.31
「実は私、『YAMAHA TEENS' MUSIC FESTIVAL』――今は『Music Revolution』になってるんだけど――っていう大会に出て、その決勝戦がここだったの!」。途中のMCで、「渋公は特別」の理由を語っていた阿部真央。「その時は17歳……ちょうど5年くらい前かな? で、デビューのきっかけを作って、5年後、渋谷公会堂を埋めるライブができてるっていう。5年前、制服でこの場に立っていた阿部真央が、こんなにたくさんの人の前で歌えるとは、誰が想像しただろうか?って」……ありったけの衝動と冒険心を胸に、広大な音楽シーンに単身斬り込んだ10代の阿部真央。あれから5年、今や「ポップに斬り込む」カウンター的存在から「ポップを体現する」アーティストへと変身を遂げ、さらに「その先」の戦いへと踏み出そうとしている。アンコールでは、本人も思わず「こうなるとただのコスプレ(笑)」と言うほどのスタイルで登場するなど、禁じ手なしで全身全霊を傾けて「今、ここ」のオーディエンスに向き合っていく躍動感あふれる姿が、会場一丸の高揚感と熱気とともに胸に残った。