問題作『C.O.W.(CHECK OUT WORLD)』のリリース・ツアー。メンバーが選曲したというささくれ立ったロックンロールが不穏に流れる中、ステージ上では電飾が煌き、声援というより、絶叫に近い声が響く中、3人が登場。終始、壮絶なテンションの中、突き進んでいったライブだった。
過去のアルバムの曲も定期的に配しながら、とにかく矢継ぎ早に曲を繰り出していく。めまぐるしく、オーディエンスにバチバチと火花が散るような音塊をぶつけていく様は、さしづめ耐久戦といったムードだ。
中盤、『C.O.W.』収録曲“Lost In The City”では、バキバキの打ち込みがトランシーに轟き、一気にダンスフロアに。まだツアーが続いているため、具体的な記述は避けるが、ベース武井の目を見張る演出は、SHIBUYA-AXを一気に不法空間にいざなうような、強烈な異空間を作り出していた。
ツアータイトル“死に物狂いでリズムを刻め”のとおり、まさに死に物狂いな、圧巻のテンションに、圧倒され続けた時間だった。(小松香里)
MO’SOME TONEBENDER @ SHIBUYA-AX
2007.12.06