クリスティン・マクヴィーが復帰したフリートウッド・マック、早くも新曲8曲完成間近

クリスティン・マクヴィーが復帰したフリートウッド・マック、早くも新曲8曲完成間近

新作に向けたレコーディングを続けているというフリートウッド・マックは、8曲が仕上げに近い状態にあることを明らかにしている。

今回のレコーディングには1月にバンドに復帰したクリスティン・マクヴィーも参加しているというが、スティーヴィー・ニックスはほかの仕事が入っていたため、これにはまだ参加していないという。ギターのリンジー・バッキンガムはクリスティンとの作業について次のようにビルボード誌に語っている。

「ケミストリーがちょっと信じられないほどのものだったよ。全員、新しい楽曲についてすごく楽しみにしてるんだ。ぼくの性分としては、こういうことなら2枚組を目指して自分を追い込んでいくことになると思うよ」

スティーヴィーを抜いた体制でバンドは今回、ロサンゼルスのヴィレッジ・レコーダー・スタジオで2か月作業を行ったというが、1979年の『牙(タスク)』をレコーディングした同じスタジオ・ルーム}で作業したとか。今回取りかかった新曲8曲は75パーセントほど仕上がったといい、クリスティンがいったんイギリスに帰国するため、作業は一時中止になるという。

なお、バンドは9月末からツアーを控えていて、7月からはツアーのリハーサルに入るので新作はどんなに早くても来年以降のリリースになりそうだという。なお、今回書いた新曲には"Carnival Begin"、"Red Sun"などのタイトルがつけられているという。クリスティンは新曲群について次のように語っている。

「フリートウッド・マックはいつもアルバムを作るのに時間を長くかけるから。もちろん、今度の楽曲にもスティーヴィーに歌ってもらうパートはあるし、いずれ歌ってもらうことになると思うわ」

バンドのヒット曲の多くを手がけてきたクリスティンだが、バンドとの活動は1998年以来のことで今後バンドをやめるつもりはないと明らかにしている。バンドにとっての新曲は13年のEP『Extended Play』以来となる。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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