ピクシーズのジョーイとデイヴィッド、いつでもキム・ディールの復帰を迎えると語る

ピクシーズのジョーイとデイヴィッド、いつでもキム・ディールの復帰を迎えると語る

先週末にロンドンのヴィクトリア・パークで開催されたフィールド・デイ・フェスティヴァルに出演したピクシーズだが、NMEの動画インタヴューに応えて、脱退したキム・ディールがバンドに戻りたくなったらいつでも迎えるつもりだと明らかにしている。

フェス前に行われたこのインタヴューでジョーイとデイヴィッドは、ライヴではもちろん昔のレパートリーを披露すると明らかにしていて、その中に新しいものもちりばめていくつもりだと抱負を語っている。

また、デイヴィッドは「9月からいろんなツアーをやって、新曲の感じがようやく掴めてきて、それがいい感じなんだよね。やっと自分のものになってきてるんだよ」と新曲群の手応えについて語っている。

さらにジョーイはベースのパズ・レンチャンティンについて次のように語っている。

「また新しいベーシストを選ぶとしたら、どうしてもってことでも、俺はやっぱりパズにやってもらいたいな。パズに一票を入れるよ。もうこれ以上、ほかに試しようがないから。どうあっても、やっぱりパズだよ。すごくバンドに馴染んでくれてるし、フィールド・デイでもきっと、4人のプレイヤーがものすごく楽しんでいるところを目撃してもらえるものだと思うよ」

また、デイヴィッドも次のように語っている。

「パズは素晴らしい人だし、ベーシストとしても最高だし、歌も上手いし、お客さんにもすごい人気だからね。それにぼくのドラムも上達するし。パズのベースは本当に上手いから、ぼくもちょっと頑張らないとならないんだよね。おかげでぼくのステップアップに繋がったよ。まあ、だから、リズム・セクションは今すごいノッてるから」

「キムが脱退した時には、キムのやりたいことを頑張ってほしいと祝福したけど、いつでも帰っておいでよという話もしたんだ。ただ、キムが本当に戻ってくるのかどうかはぼくにはまったくわからない話だよ。それに、今もし、いきなり帰って来られても、ぼくたちもすごーく困っちゃうよね(笑)。パズがいるんだし。でも、一応、オープンってことになってるんだよ。前向きな意味でね」

ジョーイはその後、キムと再会した場面のシミュレーションを次のように演じてしてみせている。

「キム、なんだよ、入れよ! 一緒にやろうぜ! ライヴの予定4日あるんだよ、シドニーで。おまえ、オーストラリア大好きだろ? キム、どうだよ? ……ちぇっ、だめか」

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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