デフ・レパードは新作を準備中で、来年の春にはリリースしてその後イギリス・ツアーに乗り出すつもりだと明らかにしている。ジョー・エリオットはラジオ局のプラネット・ロックに次のように語っている。

「デフ・レパードとしての新作に取りかかっているところなんだ。俺たちとしてはみんなが新作を待ってくれているというだけで本当に感激してしまうし、うまくいけば今度の春には新作を出せることになると思うよ」

「新作ができたら、それに引き続いてもちろんイギリスのツアーもやることになるから。とりあえず、現時点、つまり今年は、新作のレコーディングに専念するのとアメリカでキッスとのダブル・ヘッドライナー・ツアーに出る予定になってるんだけど、これはこれでかなりセクシーなツアーになりそうだね」

なお、ギターのヴィヴィアン・キャンベルはがんとの闘病中でもあるが、ツアーには同行してもらえるはずだと次のようにジョーは語っている。

「ヴィヴはソングライティング・セッションには参加できなかったんだけど、それは俺たちもヴィヴには治療に全力を集中してほしかったからなんだ。でも、ヴィヴの病状はもう悪くなってはいないんだよ。ヴィヴにとってはすべてがひとつの仕事の流れであって、すごく大きなパワーをもらっているというから、自分の治療に専念するだけじゃなくて、仕事もしたいっていうんだ」

「俺たちとしてはヴィヴのやりたいようにやってもらいたいし、ヴィヴは常に治療を受けてがんも抑えこんでいるし、ツアーが終わったらまた集中的な治療を行うことになると思うんだ。ヴィヴの意気はすごく上がってるし、ツアーには必ず同行する予定だよ」