パトリック・ウルフ、ノエル・カワード伝記映画の音楽スコアを担当することに

パトリック・ウルフ、ノエル・カワード伝記映画の音楽スコアを担当することに

パトリック・ウルフは現在製作が進められている、イギリスを代表する劇作家で作曲家や演出家、俳優としても活躍した才人ノエル・カワードの伝記映画のスコアを担当することが明らかになっている。

『Noel』という仮題で製作が進められているこの作品は、出演陣にクリフ・コルファー、イアン・マッケラン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジョナサン・プライスらを迎えていて、監督はジョー・スティーヴンソンが務め、ノエル・カワード財団も全面的に支援するという。

パトリックはこれまで2008年の映画『ザ・エッジ・オブ・ウォー 戦火の愛』や09年の『The Unloved』に楽曲を提供してきたが、『Noel』は初の映画音楽作品となる。今回のプロジェクトへの抱負をパトリックは次のように語っている。

「自分にとって初めてとなる映画音楽の制作がノエル・カワードの青年時代を舞台にした作品になって本当に嬉しいよ。ぼくもノエル・カワードも同じロンドンの南西部で育っていて、同じように多感な年頃に舞台や作曲へと足を踏み出したんだよね」

その一方でパトリックは、自身のロンドンのスタジオであるジ・アディトンで2012年の『サンダーク&リバーライト』以来となる新作に取りかかっていることを明らかにしている。また、夏からツアーも予定しているが、1人だけでエレクトリック・ギター、ループ・ペダル、ライヴ・サンプリング、ドラム・シンセ、ヴィオラとアイリッシュハープを駆使する、ソロ・ライヴになるとも明かしている。

さらに、昨年パティ・スミスのバンガ・ツアーにミュージシャンとして参加したパトリックは、パリのカルティエ現代美術館でパティとのジョイント・ライヴを予定している。このライヴはパティとパトリック、コントラバス奏者の3人だけで行われるものになるという。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする