ザ・リバティーンズのゲイリー・パウエル、今はこの先の可能性を見極めていると語る

ザ・リバティーンズのゲイリー・パウエル、今はこの先の可能性を見極めていると語る

7月5日にハイド・パークで再結成ライヴを行い、12日にはポルトガルのオプティマス・アライヴ・フェスティヴァルにも出演、19日にはスペインのベニカシム・フェスティヴァルにヘッドライナー出演を予定しているザ・リバティーンズだが、ドラムのゲイリー・パウエルは、バンドは再結成ライヴを新しい音楽への可能性があるかどうかを見極めるものとしてやっていると語っている。

カール・バラーとピート・ドハーティはこれまで新曲のみならず、サード・アルバムの可能性もありうると今回の再結成について語っているが、ゲイリーはより慎重に構えていると次のように語っている。

「今回の一連のライヴについては俺たちがどこまで先に行けるか、俊敏性や反射神経のテストとしてやってるんだよ。『新曲もどんどんやってくぜ』って言うのは簡単だけどさ、たとえば、ハイド・パークをやって、それが実はあまり好評じゃなくて観客全員に嫌われてたら、バンドとしてその先へ行くのはかなり難しい問題になるからね」

「もちろん、新曲に取りかかれたらそれが全員一番うれしいんだけど、でも全員が当事者として関わっていて、すべてちゃんと収まっていると確認できなきゃだめなんだよ。最終的に愛のために仕事をしているようじゃなきゃだめなわけで、そうなるためには全員がしっくりきてて居場所があるようじゃなきゃだめなんだ。そうすることで全員から最高のものが引き出せるようになるんだよ」

なお、ベニカシム・フェスティヴァル出演後、バンドは9月末からヨーロッパ・ツアーを予定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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