エド・シーラン、新作『x』で見つけた自身のシンガー・ソングライター哲学

エド・シーラン、新作『x』で見つけた自身のシンガー・ソングライター哲学

リック・ルービン、ファレル・ウィリアムスらをプロデューサーに迎えたセカンド・アルバム『x(マルティプライ)』を今年6月にリリースし、先月大阪と東京で2年振りの来日公演を行ったエド・シーランの最新来日インタヴューが本日発売の『ロッキング・オン』10月号に掲載されている。

今回のインタヴューは東京公演当日に行われたもので、新作に参加したコラボレーターたちとのエピソードや自身の音楽遍歴、またヒップホップやR&Bを消化した自身のボーダーレスな音楽性などについて語られている。

「ぼくにとってずっと変わらずに聴いてるものはなにかといえばエミネムで、それは9歳くらいからのことなんだ」と語り、「本当はファーストももっとヒップホップがかったものにしたかった」とも明かしたエドだが、自分の表現としてヒップホップの比重を大きくしようと思い立ったことはなかったのかと問われると次のように応じている。

「このアルバムではまさにそういうことをやろうとしたからね。“ザ・マン”とか“テイク・イット・バック”とかではほとんどヒップホップに近いことをやってるし。ただ、やっぱりシンガー・ソングライターだという前提があってそこにヒップホップをミックスしていくからこそ面白いものになっているわけで、ヒップホップ・アーティストとしてはとても通用するもんじゃないんだとは思ってるよ」

「むしろ、ぼくの目標は自分のやっていることについてのベストになることだから、それがいろんなものを混ぜこぜにして新しいものを作ってその名手になるっていうことなら、それをやろうと思うんだ」


『ロッキング・オン』10月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/108584

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