コールドプレイのクリス・マーティン、アンジェリーナ・ジョリーに「拉致られた」

コールドプレイのクリス・マーティン、アンジェリーナ・ジョリーに「拉致られた」

コールドプレイのクリス・マーティンはアンジェリーナ・ジョリーの監督映画『Unbroken』に新曲"Miracles"を提供した経緯について、アンジェリーナに拉致されたと冗談めかして明かしている。

『Unbroken』はアメリカの陸上選手でベルリン・オリンピックにも出場した後、B-24の乗組員として太平洋戦争で墜落を経験し、日本の捕虜となってさまざまな虐待を受けたルイス・ザンペリーニの生き様を描いたものになっている。12月25日にアメリカで公開される予定で、コールドプレイが映画に提供した"Miracles"は、来年のアカデミー賞楽曲賞の有力候補とも目されている。

エンタテイメント・サイトのヴァルチャーの取材に応えたクリスは次のようにその経緯を語っている。

「アンジェリーナからもらったメッセージでは、『特定できない場所で落ち合いましょう。あなたは目隠しされて、ネイビーシールズ(アメリカ海軍の特殊部隊)出身者7名のチームがあなたを迎えを行きます』っていう指示になっててね」

「そうやって拉致されて、頭をがんと殴られて催涙スプレーを顔に吹きかけられたんだよ。その後、意識が戻ると事務所に連れて行かれてて、ブラッド・ピットが腕立て伏せをやってるんだ。さらにぼくの喉元にナイフを突きつけてるやつがいて、アンジェリーナが『わたしに曲を書いて。さもないと』って言ったんだ。するとブラッドも『ああ、書いた方が身のためだぜ』って言ったんだよ」

また、クリスはデヴィッド・ボウイに自分の楽曲での共演を持ちかけたところ断られた経験があることも先頃明らかにしていて、次のように説明している。

「一度曲を送って一緒に歌ってくれないかとお願いしたことがあるんだ。するとデヴィッドから連絡が入って、『きみの作品の中では最高の域にはない曲だよ』って言われてね。すごくハードルが高いわけで、畏れ入ったよ。ぼくたちみんなにもハードルを上げていかなきゃいけないんだって触発してくれるからね」

“Miracles”のリリック・ビデオはこちらから。

(c) NME.COM / IPC Media 2014


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