ザ・キュアーのロバート・スミス、イアン・カーティスやカート・コバーンの死を語る

ザ・キュアーのロバート・スミス、イアン・カーティスやカート・コバーンの死を語る - 『rockin’on』2015年4月号ザ・キュアーインタヴュー掲載中『rockin’on』2015年4月号ザ・キュアーインタヴュー掲載中

ザ・キュアーのロバート・スミスの2万字インタヴューが2月28日に発売されたロッキング・オン4月号に掲載されている。

その中でロバート・スミスはイアン・カーティスの死について「実際詐欺師みたいな気分だったよ。初めて『クローサー』を聴いて、『これほど強烈なものを自分が作れるとは思わない』って思った。それでさらに追い詰められた。説得力のあるレコードを作るためには死ななきゃいけないと思ったけど、それでも、生きる意味なんて見つからないのに、真に真っ暗なその瞬間にはついぞ辿り着かなかったんだ」と振り返った。

また、カート・コバーンについても以下のように語った。

「カート・コバーンの時は、ただ『どうしてあの余分な一歩を踏み出してしまうんだろう?』と思った。僕は自分が偽物だというあの感覚に何度も耐えて、自分が作ったものは全部まったくの偽物だと考えもしたけど、でもそこを越えてみると、本当はそうじゃないんだよ。自分がやっていることは少なくとも他の連中と同じくらい良いものだと突然気づく。他のやつらと同じくらいダメでもあるけどね。そう感じてからずいぶん経つけどさ。もしかしたら誰かが死ぬ時に、また少しそんな気持ちになるかもしれない。でも今は、大きな怒りと苛立ちを感じてるよ。身近な人達が段々亡くなっていくと自分自身の世界が崩壊するんだ。いや、やっぱり、今のところは人生の歓びに満ちているとだけ言っておこうかな」

さらに、ザ・キュアー結成秘話、パンク、ブリットポップ・シーンとの関わりや、はじめて見たライヴ体験の話、ニック・ドレイクなど自身の音楽的ルーツまでを赤裸々に語った充実のインタヴューとなっている。


『ロッキング・オン』4月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/119405
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする