今年に入ってカニエ・ウェストと"FourFiveSeconds"や "Only One"などのコラボレーションをリリースし、今月もカニエとのコラボレーション曲"All Day"を発表しているポール・マッカートニーが共作のきっかけを語っている。
NMEの取材を受けたポールは、そもそものきっかけは2012年にカニエとジェイ・Zの『ウォッチ・ザ・スローン』ツアーのロンドン公演を観たことだったと次のように振り返っている。
「ぼくとしては『最高だ、ヒップホップだし、ド派手だし』っていうものを期待してたんだけど、ヒップホップにおける都会の詩情という側面はまだその頃はわかってなかったんだよ。ボブ・ディランが詩人だというのと同じ意味合いでね。だから、ジェイ・Zとカニエもまた詩人なんだよ」
また、こうしたコンテンポラリーなアーティストについては積極的にライヴも観ているとポールは次のように説明している。
「自分でもツアーをやるんであれば、ほかの人のやってることも観ておきたいんだよね。ツアーに乗り出して、思いっきり時代遅れなものをやるようなことはしたくないからね。だから、人が『ビヨンセは殺人的によかったなあ』って言ってれば、自分でもしっかり観に行って、『これならぼくの方がもっとすごいことやれるぞ』って思いたいんだよ」
なお、カニエはポールとのコラボレーションについて、ジョン・レノンをほのめかしながらこれまで次のように説明している。
「一緒にスタジオに入って一緒に感じてるものを出してみただけなんだよ。見ての通り、ポールに較べたら、俺の方がちょっと多く苦悩とか怒りを抱えてるからね。で、ポールが最後に本当に苦悩を自分から引き出すような人物と音楽を作った時、どんなものを作ってたのか思い出してほしいんだよ」
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