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    ピンバックのロブ・クロウ、制作中の音源をすべて仕上げたら引退すると宣言

    ピンバックのロブ・クロウ、制作中の音源をすべて仕上げたら引退すると宣言 - 1999年作『Pinback』1999年作『Pinback』

    ピンバックのロブ・クロウは自分の家族との生活に専念するため、バンド活動から引退し、ソーシャル・メディアもやめることを明らかにしている。自身のフェイスブックでロブは次のように明らかにしている。

    「ぼくは元気だよ。

    ただ、今のような景気で音楽活動を追求することはぼくの家族に対して金銭的に無責任な態度だとしか思えなくなってきて、自分の精神衛生的にもよくないと自覚するようになったんだ。

    自分の心と涙を注ぎこんだ作りかけの作品についてはすべて仕上げていくつもりだけど、でも、それを貫徹するだけでも自分が壊れていきそうなんだ。

    ぼくの子供たちも大きくなってきたし、地下室のスタジオも子供部屋として使った方が使い途としてまだましだと思う。

    機材は少ない規模で取っておくつもりだから、スコアを書いたり音源の編集などをやるようなことがあったら、それに対応できるようにはしておくつもりだよ。

    それとフェイスブックとツイッターもやめて、その労力を自分の日記や雑記に振り向けるつもりだよ。

    同時に酒もやめるつもりで、きっと今回やろうとしていることにも都合がいいはずだよ。

    大人としての判断をしただけで、責任ある夫と父親として行動したいだけなんだ」

    さらにロブはツイッターでも次のように宣言している。

    「実は今取りかかっているレコードのすべてについて仕上げてリリースするつもりで、そのままやめようと思うんだ。みんなこれまでありがとう! 本当に感謝してます」

    ソロやさまざまなプロジェクトでも活動してきたロブだが、最新のリリースはピンバックとしての2012年の『インフォメーション・レトリーブド』が最後の作品となっている。
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