カニエ・ウェストの大統領選出馬宣言にホワイトハウスが「スローガンに期待」との見解
2015.09.01 19:49
2020年にアメリカの大統領選に出馬すると語ったカニエ・ウェストに対して、ホワイトハウスは期待をしているとの旨を発表している。
新作完成が近いともいわれるカニエだが、先週末に行われたMTVのビデオ音楽賞授賞式でマイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞を受賞し、式ではさらに「もうみんなもわかってると思うけど、俺は2020年の大統領選に出馬することにしたから」と発言して大きな話題を呼んでいた。
これにコメントを問われたホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官はカニエが「自身の選挙キャンペーンの冠となるスローガンとしてどのような文句を持ってくるか楽しみだ」と語ったという。
カニエは2005年にニューオーリンズを中心とする地方がハリケーン・カトリーナによって大被害を被った際、チャリティ・ライヴの中継放送でジョージ・ブッシュは黒人をどうでもいいと思っていると発言して物議をかもし、その数々の問題発言の先例のひとつとなった。また、カニエは妻のキム・カーダシアンが集める関心度はファースト・レディ(大統領夫人)に匹敵するともこれまで発言しているとビルボード誌が伝えている。