共に関西出身の同世代で、レーベルメイトでもあるKANA-BOONとシナリオアートが、11月11日にスプリットシングル『talking／ナナヒツジ』をリリースする。現在発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』12月号では、「スプリット」という、両者による共同戦線でありながら、お互いの勝負という意味もある今作に込めた思いを、谷口鮪（KANA-BOON／Vo・G）、ハヤシコウスケ（シナリオアート／G・Vo・Programming）それぞれに訊いたインタヴューを掲載している。

今回のスプリットシングルに、インディーズ時代のシングル収録の「幻の名曲」“talking”を収録したKANA-BOON。今、敢えてこの曲を収録する意味について、谷口はこう語る。

「過去の自分が、今の自分を成長させてくれる気がする」（谷口）

一方、KANA-BOONとは対照的に新曲を収録したシナリオアート。彼らはこれまで、現状を抜け出したいという強い思いを持っていたという。

「『ちゃんと前に進めてるんやろか』っていう、取り残された気分があった」（ハヤシ）

タイアップへの書き下ろしではあるが、“ナナヒツジ”にはその思いの先へと向かう、よりタフになったシナリオアートの姿が落とし込まれている。

それぞれに「スプリット」という形態と自分たちの「今」に真正面から向き合ったことがわかるインタヴューはもちろん、「勝負」ということで、2組が綱引きをしている撮り下ろし写真も併せて必読の記事だ。

ROCKIN'ON JAPAN 2015年12月号　詳細はこちら。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/132977