エアロスミスのスティーヴン・タイラー、アクセル・ローズに再結成を勧めていたと明かす

エアロスミスのスティーヴン・タイラー、アクセル・ローズに再結成を勧めていたと明かす

コーチェラ・フェスティヴァルでオリジナル・メンバーのスラッシュとダフ・マッケイガンが復帰することが明らかになっているガンズ・アンド・ローゼズだが、エアロスミスのスティーヴン・タイラーはこの再結成について自分も一役買っていることを明らかにしている。

辛口トークで有名なハワード・スターンのラジオ番組『ザ・ハワード・スターン・ショー』に出演したスティーヴンはアクセル・ローズに再結成を勧めていたことを次のように語っている。

「俺ひとりの功績じゃないのは確かだけど、アクセルにはクラブとかで1年前、2年前、それと3年前にも会ってるんだ。ばったり出くわして、それから、例の話をするわけだよ、こう言ったんだ。『みんな待ってるんだから、また一緒になった方がいいよ』ってね。ジョー(・ペリー)と俺が仲違いしてた頃に誰かにいわれた文句をそっくりそのままいったんだ。『あんたたち一緒にやらなきゃだめだよ、頭おかしいんじゃね?』っていわれてね。そういってきたのはジョン・ボン・ジョヴィだよ。その頃、俺はリハビリ施設にいたんだけど、電話をかけてきてこういうんだ、『なんでリハビリなんかに入ってんだよ? 世の中があんたたちを必要としてるんだぜ。俺たちががんがんこうやって活動してるっていうのに、みんな聴きたがってるのはエアロスミスだよ。さっさとそこを出て来いよ、世界中があんたたちを必要としてるんだから』ってね。

それでアクセルにいったんだ、『おまえら、一緒にやらなきゃだめだよ。然るべき場所とタイミングでそれをやんないともうそのチャンスを逃すから』ってね。で、4、5年経っちゃったら、誰も自分たちのことなんか憶えてくれちゃいないし、ツアーに出てたって誰も気にかけてもくれないからっていうのがこのスティーヴン・タイラーの持論なんだ。それに俺はガンズとは別の偉大なバンドのヴォーカルでもあるから、当然そう思うわけさ。やる気と音楽をしっかり動かしていくということについてはものすごいこだわりがあるんだよ。っていうのも、どっかの野郎から『あんたらの音楽にやられちゃったよ』っていわれたり、女子に『わたしたち、あなたたちの音楽と結婚したの』とかいわれるとね、俺たちってみんなの身体の組織にまで関わってるんだなって思えるからなんだ。ガンズ・アンド・ローゼズもまたこの惑星に生息しているヒトの身体組織になんかしら関係してるから、(オリジナル・メンバーで活動していないことが)腹立たしいんだよ」

なお、ガンズは1月28日にツイッターで次のように今回の再結成に尽力した人たちへの謝意を表明している。

「ガンズ・アンド・ローゼズは予定しているライヴとそれまでにあったもろもろのことに尽力してくれたたくさんの人たち全員に感謝を申し上げます。何年も直接話してはいなかったけれども、メディアの力を通して、現場にはいなかったものの大きなきっかけをもたらしてくれた方々も含めて感謝します。俺たち、そしてファンも代表して、ありがとう!」
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