コーティナーズ、ロックのロマンは「野郎が集まってギターをかき鳴らすこと」
2016.12.08 17:18
オアシス、ストーン・ローゼズなどを輩出したマンチェスターで2006年に結成された、ギター・バンドのコーティナーズ。日本では2010年のセカンド・アルバム『ファルコン』以来、バンドとしては通算5枚目となる『マッピング・ザ・ランデヴー』が、11月2日(水)にリリースされた。現在発売中の『ロッキング・オン』1月号には、ヴォーカルのリアム・フレイのインタヴューが掲載されている。
リアムが「全体的にパリの夜景に包まれているような感覚」と語るように、本アルバムは、収録曲の多くがパリでレコーディングされているが、コーティナーズらしい、イギリスらしい部分も含まれていると、以下のように語った。
「これまでの作品の流れからすると、異色なものになるんじゃないかな。今回のアルバムは予想外のパンチを食らわせるようなもので、曲によっては完全に意表を突かれたっていう反応もあると思うんだけど、それが逆に今から楽しみで仕方ないっていうか。
異色であると同時に、今までコーティナーズを聴いたことのないリスナーにとっての入門アルバムとして最適だと思っていて。新しいだけじゃなくて、今までのコーティナーズらしさも十分にあるからね。イギリスでは“台所調の”っていう言葉があって、労働者の暮らしぶりをリアルに描いた作品について言うんだけど、日常生活で繰り広げられるドラマについてリアルに歌ってるんだ」
また、2014年にリリースされたアルバム『コンクリート・ラヴ』は全英チャートで3位、2015年に地元マンチェスターで2万5000人を集めた野外ライヴはチケットが即完売するなど、人気を誇るコーティナーズ。支持されてきた理由を問われると、リアムは以下のように説明した。
「何人かの野郎が集まってギターをかき鳴らしてドラムを叩いていることのロマンみたいなものってあるじゃないか。それこそビートルズやストーンズの時代からラモーンズまで、バンドっていうだけでそこにストーリーが感じられるような。
存在自体がロックで熱いっていうか、ロックンロールってものに対する情熱だったり、あるいはDIYの精神、パンクな精神だったりが伝わってくるんだよね。バンドっていう存在自体が、胸をワクワクさせるものの象徴というか。どんなに研ぎ澄まされていても、決して洗練されすぎることがなくて、そこに気骨が感じられるんだよね。コーティナーズってバンド自体が、まさしくそういうものだし、どこまでいっても野暮臭さが抜けないというか。なにしろマンチェスター出身なもんでね(笑)」
リリースの詳細は以下の通り。
●リリース情報
『マッピング・ザ・ランデヴー』
コーティナーズ
発売日:2016年11月2日(水)
品番:SICX-67
レーベル:Sony Music Japan International
TRACK LIST
1. ルシファーズ・ドリームス
2. キッチン
3. ノー・ワン・ウィル・エヴァー・リプレイス・アス
4. デ・ラ・サール
5. ティップ・トーズ
6. ノット・フォー・トゥモロー
7. ファイネスト・アワー
8. ザ・ディレッタント
9. モダン・ラヴ
10. モスト・インポータント
11. ザ・セヴンティーンス
12. アー・ユー・イン・ラヴ・ウィズ・ア・ノーション?(ライヴ・アット・ヒートン・パーク)
13. スモール・ボーンズ (ライヴ・アット・ヒートン・パーク)
『ロッキング・オン』1月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143417