マイリー・サイラス、新曲“Malibu”と自身の恋愛について語る

マイリー・サイラス、新曲“Malibu”と自身の恋愛について語る - (C)Tomonori Iwata(C)Tomonori Iwata

現在ニュー・アルバムの製作を行っており、いよいよ新曲“Malibu”をリリースするマイリー・サイラスだが、米「ビルボード」誌に対し“Malibu”の裏側を語っている。

新曲“Malibu”は、これまでマイリーが音にしたことがないようなストレートなポップ・ロックになっているとのこと。

アルバムのタイトルはまだ明らかにされていないものの、リリースは今年中の予定、ソングライターのオレン・ヨエルの助けを借りつつマイリー・サイラスがほぼひとりで書き上げた内容になっていると米「ビルボード」誌は伝える。

“Malibu”とは現在、マイリーが住んでいる自宅のあるロサンゼルスのマリブのこと。
曲の内容は、2013年に破局を迎えた交際相手で昨年からまた交際を続けている、俳優のリアム・ヘムズワースに向けた愛を歌ったものになっている。


マイリーは2013年に入ってから劇的なイメージチェンジを打ち出しており、ヒップホップ・アーティストとのコラボレーションを次々とこなしつつ、自身にとって最も過激で奔放なダンス・ポップ作品となったアルバム『バンガーズ』をリリースしたが、その過程でリアムとの関係もこじれてしまったのだと語る。

リアムと別れた当初、マイリーは仕事に没頭し過ぎていて(別れたことについては)まったく考える余裕もないと語っていたことについて触れ、次のように説明している。

「やっぱりそれは、自分自身があまりにもすごい勢いで変化していたから。でも、自分がそれだけ変わっていくのに相手がまったく変わっていないってことになると、すごくしんどくなるのね。突然、『あなたのことがもうまるでわからない』ってなっちゃって。だから、もう一回最初から恋に落ちなきゃならなかったわけ」

そうやって再発見した愛を歌った曲になっているが、とても感傷的なところがあるようにも思えるという問いには「(よりを戻した)今でもリアムと店から出て来るところを見られると、どっちみちすぐにゴシップとして書き立てられるの。だったら、自分の関係に集中してみて、『今、こんなことを感じている』っていうものを歌おうと思った」と説明している。

もともとマイリーの父親はカントリー・アーティストで、カントリー界の大御所でもあるドリー・パートンが自分の名付け親だという環境で育っている。

そんな中、メインストリーム・ポップとして作り上げられてきた自身のキャリアに嫌気が差し、2010年からイメージとアーティスト性の刷新を試みていたもののなかなかうまくいかず、そのもどかしさがついに爆発したのが2013年以降のマイリーの劇的な活動の数々となったとのこと。しかし、過激なパフォーマンスを繰り広げてきたことで、カントリー・ファンの人たちに敬遠されていたのが悲しかったと振り返り、当時のことを次のように説明している。

「ニップルシールを胸に貼り付けただけでテレビに出たりとか、ああいうことはわたしの政治的な活動の一環だと思えたからやってたこと。あれがあってこそ、今のわたしがあるわけ。わたしはいつも前に進んでるし、それに自分の周りに関しても、いつも進んでいる人に囲まれているようにしているの」

アルバムについては父親のビリー・レイ・サイラスも、「マイリーがいまだかつてなく自分のルーツを拠り所にした作品になっている」と語っている。

なお、“Malibu”は5月21日に開催される「ビルボード・ミュージック・アワード2017」でTV初披露される予定だ。

#Malibu x #BBMAs 🌊 TV debut performance at the @BBMAs May 21 at 8e/5p on ABC!!! #1daytillMalibu

Miley Cyrusさん(@mileycyrus)がシェアした投稿 -

公式SNSアカウントをフォローする
フォローする