[Alexandros]・川上洋平、人生と映画について語る

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[Alexandros]川上洋平が、7月3日(月)にCS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送中のオリジナル番組『この映画が観たい』に出演する。

同番組は、著名人に「映画体験」とそれにまつわる人生のエピソードを聞くというもの。川上は自身がセレクトした映画『ダイ・ハード』、『アマデウス』、『ブレイブハート』、『マグノリア』、『24アワー・パーティ・ピープル』の5作品について語る。また、バンド結成からメンバーとの共同生活についてや音楽への想いなども放送される。


【[Alexandros]・川上洋平 コメント】

初めて映画館で映画を観たのは小学校1~2年生の頃、母親に自分からお願いして連れて行ってもらった「バットマン」です。アミューズメントパークに行くよりも楽しくて、それが未だに趣味として続いているような感じです。
小学校3年生で中東のある国に移住することになって、その頃にたまたま出会ったのが「ダイ・ハード」。ブルース・ウィリスが演じるジョン・マクレーンがどことなく父親に似ていて、だからか妙に親近感が沸いたのを覚えています。ひねくれ者なんだけど仕事はきっちりするし、なんか憎めない。そんなところが、当時の僕にはとても魅力的にうつったんだと思います。マクレーン刑事ってかっこつけたりしないんですけど、僕もかっこつけるのが苦手。だから、かっこよく作ってもらったミュージックビデオで必ずオマケシーンを入れるのは、素の自分を見せて照れ隠ししているのかも。かっこいい部分とそうじゃないところでバランスをとっているんだと思います。「ダイ・ハード」は僕の性格に大きな影響を与えた作品ですね。

「アマデウス」は音楽映画ではなく青春映画だと思っています。主人公は偉大なる音楽家モーツァルトに嫉妬するサリエリという男。輝いている人ではなく、その人に憧れている人物、つまり本来は脇役となる人物に光を当てたところが良いなぁと。これを観たとき僕は10代で、ちょうど嫉妬心を覚え始めた頃なのでハマりましたね。自分も他のミュージシャンに嫉妬するし、そういう気持ちが原動力になっている。嫉妬心は美しいものではないかもしれないけど、嫉妬心によって良い音楽ができたり情熱を持てたりする部分もあるから。この映画には、反骨精神の重要性を教えてもらいました。

「一番好きな映画は?」と聞かれたら、「ブレイブハート」と答えます。とにかく主人公ウィリアム・ウォレスの最後のスピーチがかっこいい!「奴らは俺たちの命を奪うことはできるかもしれないが、自由を奪うことはできない。フリーダム!」って。巻き戻して何度も観るくらい大好きです。「自由」というのは、自分にとってとても大事なこと。大学を卒業し、そろそろメジャーデビューを諦めようか・・・というタイミングでもう一度自分たちを見つめなおしてみて、「そのときそのときの自分の思ったことを思ったままに表現していきたい」という結論に行き着きました。だから、デビュー曲のタイトルは「For Freedom」。もちろん、この映画に影響されてこのタイトルをつけました。今もこの気持ちは変わらず持ち続けていますし、これからもそうなんだと思っています。



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