再開の目処が立ったところで、源氏ノ舞台エリアへの来場者の再入場がすすめられると、19時05分に10-FEETの3人が登場。20時までの限られた時間をマキシマム ザ ホルモン、ROTTENGRAFFTY、10-FEETで協力してライブを行うことを宣言した。
ホルモン・ナヲが「おれたちは今、伝説の中にいるーっっ!!」と吠え、恋のおまじないから一曲必殺のパフォーマンス。出演者全員集合のダンスの狂騒の中、氣志團は騎馬を組んで盛り上げていた。高速転換を経て、ROTTENGRAFFTYは3曲のみ。雨の中で熱いチャントやしゃがみジャンプの光景を巻き起こし、日の暮れた故郷に金色の夕焼けを描いてみせた。
そしてトリの10-FEETも、やはり3曲。ロットンとマンウィズの二連砲ボーカル×2とコラボし、TAKUMAが「よっしゃー、なんとか間に合う! みんなごめんなー! でもありがとう。来年またリベンジさせてくれー!!」と告げて、またもや出演者が大集合。夜空にサクラが舞った。
伝説的にカッコよくて、伝説的に美しくて、伝説的に悔しい1日だった。誰にとっても、一生忘れられないフェス体験になったはずだ。これだけははっきり言っておきたい。アーティストもスタッフもオーディエンスもベストを尽くし、手に入れたベストのフイナーレだった。
3日間ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。後日公開のライブレポートを書きます。そちらもよろしくお願いします。(小池宏和)