ケンドリック・ラマー、手足に障害を負った長年のファンに車椅子対応ワゴン車を贈る

ケンドリック・ラマー、手足に障害を負った長年のファンに車椅子対応ワゴン車を贈る

現在北アメリカ・ツアーを敢行中のケンドリック・ラマーは、手足に障害を負っているファンに車椅子でも楽に乗降できるワゴン車を贈っている。

テキサス州ダラス在住のジェニファー・フィリップスは、2007年に交通事故に遭い四肢がほぼ麻痺するという後遺症に見舞われることになったが、事故後も大学に行き、スキー旅行も楽しみ、そしてケンドリックのファンとして数知れないほどライブにも参加してきたと「XXL」誌が報じた。

ジェニファーは、使ってきたワゴン車が老朽化してきたことと、もともと車椅子乗降に向いた車両ではなかったものを改造していたため、新しい車両購入のために資金募集サイトで支援を募っていた。

しかし、この話を聞きつけたケンドリックはジェニファーの地元ダラスに公演で訪れた際、ジェニファーと面会し、新車両を贈ったという。また、ケンドリックはサイン入りのジャンパーも贈ったがそこには次のように書かれていたという。

「いつも応援してくれてありがとう。きみは俺にとってインスピレーションとなっています。きみは強くて前向きです。きみはやさしくて美しい存在です。これまで何年間も俺にインスピレーションをもたらしてくれたお礼にできることは、せめて街中の車での移動をもっと楽にすることくらいです。俺からきみへの贈り物です。いつもありがとう! K.Lamar」

一方ジェニーは次のようにケンドリック・ファンとしての意気込みを綴っている。

「わたしのことを知っているか、もしくはインスタグラムのプロフィールを2分間だけでも見てもらえれば、わたしがケンドリック・ラマーとTDEのファン/サポーターをもう何年もやってきたことがわかるはずです。わたしはケンドリックがダラスでやったライブはすべて観ています」

「怪我をする前から音楽やライブが大好きだったけど、この人たちみたいにひとつのレーベルをここまで応援してぞっこんになったことはありません。もちろんみんなすごくいい音楽をやっているからだけど、でも、とてもいい人たちで」

「ただ、今日みたいなチャリティ・イベントでの演奏を応援したことはなかったんだけど(笑)。わたしとしてはみんなの音楽とライブだけで充分だったから。でも、今回のことはとんでもなく驚いたし、心の底からありがたく思っています。みんなのことを愛していますし、それはいつまでも変わりません。

ケンドリック、あなたのことを神様に感謝しますし、あなたのためにお祈りもし続けます。それとさっきも言ったように、今度会う時は会場まで自分で運転して行きますね(笑)。みなさんありがとうございます!」
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