白人至上主義者の集会に対し、ビリー・ジョーやジョン・レジェンド等が続々と意見を提示

白人至上主義者の集会に対し、ビリー・ジョーやジョン・レジェンド等が続々と意見を提示

現地時間8月12日に行われた米ヴァージニア州シャーロッツビルの白人至上主義者の集会に対し、アーティストたちがSNSを通して次々にコメントを発表した。

非常事態宣言が勧告されるほどの異常事態に陥ったシャーロッツビルでは集会に抗議する人々に車が突っ込み、女性1人が死亡、多数の死傷者が出ている。

この件に関し、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングやジョン・レジェンド、そしてプロフェッツ・オブ・レイジやクエストラブ等がSNSにコメントを投稿している。

ビリー・ジョー・アームストロング

「シャーロッツビルで起こったことに、怒りを通り越した感情を抱いている。悲しみと絶望、そして衝撃。俺は人種差別が何よりも嫌いだ。(中略)グリーン・デイの精神は、いつも抑圧を越えたものであってきたんだ。自らが信じるものに対して突き進んで、それを声高に歌っていこうっていうね。冷戦のおかげで、僕たちは核兵器による大虐殺に対して常に恐怖を抱いてきた。最近ではそれ(核兵器による大虐殺)が現実味を帯びてきている。過去の醜い産物だったはずのものなのに……。それなのに今では、その過去が僕たちにつきまとっているんだ。狂信的な政治家たちには抗い続けるべきだ。そしてパンクの先人たちの名の下に……ナチ・パンクにはクソ食らえと言いたい」

ジョン・レジェンド
「ホワイトハウスにはナチの支持者と白人至上主義者がいる。奴らも糾弾すべきだ。納税者たちの金を受け取る資格なんてない」

プロフェッツ・オブ・レイジ
「俺たちは暴力的な人種差別、ファシズム、ナチズム、そしてシャーロッツビルの白人至上主義と闘っていく。地獄に落ちろ」

コモン

Today as I saw what was going on in Charlottesville,Va., I couldn't help but feel sad, angry, and like "what is going on in America?" I had just landed from London and was thinking how good it was to be home. But then I started to think it's tough when people in your home don't want to accept you and spew out hatred and negative energy towards you and people who look like you and other people who don't look like them. I heard a pundit on the news say, "this isn't America!" BUT IT IS! This has been America since it began looking down on others (Native Americans, Black people, Latino People, Jewish People). This has always been apart of the American DNA. For sure there are other aspects to America that are beautiful, positive and the reason why I felt good when I touched down on the American soil. However, these ugly parts need to be addressed. Yes I felt like snapping today myself for a second but then I thought about my purpose and who I'm here to serve and that's GOD and The people! The movement needs GOD and Spirituality especially looking in the face of evil. GOD will allow us to respond on A GODLY Level with a Higher vibration. That doesn't mean we won't defend ourselves but I do believe that doing the work is our greatest defense. We got work to do in our communities, our homes, supporting our businesses that are for the good of people and electing local and state politicians who share in this positive vision and are down for what we believe in. And if we can figure out the best way to express Love to other human beings, hate won't have a chance! GOD Bless. Love #charlottesville

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「シャーロッツビルで起きたことを目にした時、悲しみと怒り、そして『アメリカに一体何が起きてるんだ? 』って感情が溢れてきた。ロンドンから戻ってきたばかりだったから、家に帰れるのをとても楽しみにしていたのに。自分の家がある場所なのに自分を受け入れたくない人がいるということ、そして、憎しみと負のエネルギーが自分に似ている(同じ人種の)人、そうじゃない人の間に渦巻いているというのがどんなに苦しいことかと考え始めたんだ。ニュースで専門家が「こんなのアメリカじゃない! 」って言っているのを見たけど、でもこれがアメリカなんだよ! 人を見下す文化は、この国が建国された時からなくなっていないものなんだ(ネイティブ・アメリカン、アフリカン・アメリカン、ラテン・アメリカン、そしてユダヤ人に対してね)。この意識は、アメリカ人のDNAに刷り込まれているんだ。(中略)こういう世情に対して、特に悪魔と対峙している時には、神の力と精神性が必要になるんだ。(中略)周りの人たちに愛を示すことを考えられるとしても、憎しみは何の助けにもならない! 神のご加護を」

クエストラブ

...kinda knew this was coming (@punchdouble lol)

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「いつかこうなるってことは何となく分かってた」

デイヴ・マシューズ・バンドの声明文や、レディ・ガガやロードのツイートの内容は以下の記事より。

バージニア州で起きた白人至上主義団体のデモ行進とその衝突に対し、その街出身のデイヴ・マシューズ・バンドが声明文を発表。全文訳。
8月12日にバージニア州シャーロッツビルで、白人至上主義者らが集会、デモ行進を行った。それに反対する人達と激しく衝突し、その際、反対派に白人至上主義者の男が車で突入。女性が亡くなるという悲惨な事件が起きた。 シャーロッツビル出身であるデイヴ・マシューズ・バンドが、この事件に対して声明…
バージニア州で起きた白人至上主義団体のデモ行進とその衝突に対し、その街出身のデイヴ・マシューズ・バンドが声明文を発表。全文訳。
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