バージニア州で起きた白人至上主義団体のデモ行進とその衝突に対し、その街出身のデイヴ・マシューズ・バンドが声明文を発表。全文訳。

バージニア州で起きた白人至上主義団体のデモ行進とその衝突に対し、その街出身のデイヴ・マシューズ・バンドが声明文を発表。全文訳。

8月12日にバージニア州シャーロッツビルで、白人至上主義者らが集会、デモ行進を行った。それに反対する人達と激しく衝突し、その際、反対派に白人至上主義者の男が車で突入。女性が亡くなるという悲惨な事件が起きた。

シャーロッツビル出身であるデイヴ・マシューズ・バンドが、この事件に対して声明文を発表した。以下全文訳。
http://www.davematthewsband.com/news/thoughts-prayers-charlottesville-va/

「デイヴ・マシューズ・バンドより

僕達は、今週末僕らのホームタウンで起きた人種差別と嫌悪に満ちたテロ行為に嫌気が差している。そして多くの人達と同じように、本当に心が痛い。この信じがたい行為の犠牲となった方達、そしてご家族に心よりお見舞い申し上げます。

これは僕らの知っている、そして僕らの愛するシャーロッツビルではない。

この街は、時に偉大で、そして多くの場合困難な歴史から現在に至るまで成長を遂げて来た場所だ。そして、すべての人達を平等に扱う未来に向かっているところだ。この殺人行為と、それを煽動した人達は、僕らの目指す方向ではない。僕らは、これからコミュニティで、根気強く手に手を取ってみんなで助け合い、この吐き気がするような恐怖を癒していきたいと思う。フリー・スピーチにかこつけたヘイト・スピーチは、卑怯で恥ずべきことだ。そういうスピーチこそが、今日僕らが目撃した殺人行為を許可しているのだ。ナチズムや、先祖伝来にかこつけた人種差別のどこにも純粋で、許され、哲学的なものはない。

多文化的なタペストリーとしてのアメリカが、団結し、この国の困難なしかし素晴らしい歴史を認識していかなくてはいけない。僕らは、人種差別主義と、過去の無知から、すべての人を平等に扱い、お互い思いやり、より知的な未来へと向かっていかなくてはいけないのだ」

またレディー・ガガロードなどもツイートしている。



ガガは以下のようにツイート。「真のリーダーがこの嫌悪をアメリカからなくすために立ち上がってくれることを祈る。これは私達の国ではない!これは反アメリカだ!#ThisIsNotUS #Charlottesville #BeKind」

ロードは以下のようにツイート。「本当に本当に残念に思う。白人の人達はすべてこのシステムの繁栄と崩壊に責任があると思う。私達はこれ以上のことをしていかなくてはいけない。本当に残念に思う」「私は恵まれた位置にいるアメリカ市民ではない白人として、ここでいかに白人以外の人達が酷い扱いを受けているかわざわざツイートすることは、不必要であり、適切ではないと思う」

この事件を受けて、NYでは13日就任後初めてNYに帰って来た大統領の自宅であるトランプタワーの前で抗議デモが行われた。全米各地でも抗議集会が行われている。
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事

最新ブログ

フォローする