日本でもようやく放送が開始した『ツイン・ピークス The Return』。現在4回目まで放送されたのではないかと思うけど、アメリカではもうかなり終盤に差し掛かっている。そして、最新エピソードになんとデヴィッド・ボウイが出た！

この新シリーズは、過去のシリーズから多くのキャラクターが正にリターンしているが、Indie Wireによると、ボウイも亡くなる前に出演をオファーされていたそう。ボウイは、映画版の『ツイン・ピークス　ローラ・パーマー最期の7日間』（1992年）に出演し、フィリップ・ジェフリーズ捜査官を演じていた。このシリーズでも同じ役を演じているのだが、果たしてどのように登場するかは見てのお楽しみだ！

とにかくアメリカでは大絶賛されているこのシリーズ。アメリカのTV番組の質が現在思いきり向上していて素晴らしい番組が多すぎる中で、このシリーズのカッ飛び方は別格で本当に感動してしまう。そもそも18回全部デヴィッド・リンチが監督しているというのが贅沢すぎる。デヴィッド・リンチが18時間の映画を作っているということだから。前半は意味不明なことばかりだと思うが、それを楽しむつもりで見るのがお勧めだ。現在終盤に差し掛かっているが、このまま問題が解決しないかもしれないと思えるような域に達しているから。それでも、引き続き面白いことは間違いないのでご安心を。

アメリカのSHOWTIMEは、あまりに評判も良く内容も良いからか、現在リンチに第2シーズンのオファーをしているそう。リンチから返事の電話がかかってくるのを待っているそうだ。

ボウイの他にも出演したミュージシャンは数多く、シャロン・ヴァン・エッテンに、TV史上最高かというカッコ良い8回目で重要な役割を果たしたNIN。また、放送前に『ツイン・ピークス』の愛を力説していたスカイ・フェレイラは本人が言っていた通りミュージシャンとしては出演しなかった。演技はあんまり上手いとは言えなかったけど（すいません！）。さらに、エディ・ヴェダーはまだ登場していないので、出演が楽しみだ。

日本ではまだ4回しか放送していないということは、まだまだ追いつける。ぜひ見てみてください！