ノエル・ギャラガーが最近のギター・ロックは政治寄りすぎて「つまらない」と語っていたようだ。
英ゴシップ・メディア「Sound Bites」がYouTubeで公開したインタビュー音源をもとに「Radio X」が報じたところによると、ノエルはデイヴ・グロールやグリーン・デイ、そしてクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジといった具体的な名前を上げながら以下のように話している。
ギターを片手にやってる奴らにとっては、ニュースで流れてることを歌にするなんてなんの苦労もないだろうよ。何が目的なのか、よくわからないんだよな。今のご時世に曲を作るなんて、喜びと希望に溢れてるはずだろ。ほとんど革新的なことだと思うぜ。
ギター・ミュージックがほとんと叫ぶものになってきてるように思うんだよ、例えばデイヴ・グロールとかさ、何をダラダラ歌ってんだ? グリーン・デイとかクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの奴とかも、何を叫んでんだ? ニュースについて叫んでんだろ。誰がニュースについて歌いたいんだよっていうね。
ニュースはつまんねえ。ドナルド・トランプもつまんねえ。政治もつまんねえ。あの北朝鮮の小太りの奴は笑えるけど、やっぱファッキンつまんねえ。
だから、なんでそんなことを曲にしたいと思うんだよって話なんだよ。喜びとか、希望とか、そういうことを曲にする方がよっぽど革新的だって思うんだよな。
Noel Gallagher’s High Flying Birds - Holy Mountain
なお、11月22日にニュー・アルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン?』のリリースを控えるノエルは本作に対しての賛否両論な意見について「それが狙いだったんだよな。(中略)こうやって意見が分かれることって、今まで起こったことないんだよね」と語っていた。
詳細は以下の記事より。