ドレイクが『ハリー・ポッター』シリーズの第1巻である『ハリー・ポッターと賢者の石』の初版本を入手したくて血眼になっているという。
アメリカのエンタメ誌「Hollywood Reporter」は昨今のドレイクの音楽以外での活動動向をインタビューとしてまとめた記事をアップ。
NBAのヴィンス・カーター選手の活躍を追ったドキュメンタリー作品『The Carter Effect(原題)』のプロデュースのほか、A24やAnonymous Contentなどの映画製作会社とプロデューサーとして話を進めているプロジェクトを抱えていることなどが紹介されている。
そのドレイクがこの4年間探してきたのが『ハリー・ポッターと賢者の石』の初版本なのだという。
この本を出版した際、作者のJ・K・ローリングは無名であり、文字通りデビュー作となったため初版本は希少本となっている。先頃市場に出回ったところ、16万ドル(約1800万円)もの値をつけたとか。
この話を交わした上で、インタビューの記者は以下のようにドレイクとの会話を記事にしている。
シリーズの原作については「うん、全部読んだよ」とドレイクは明かし、にっこり大きく微笑んだその前歯に埋め込んだ小さなダイヤが2個、きらりと輝く。
わたしが今シリーズを自分の子どもたちに読み聞かせているところなのだと明かすと、すぐに食いついてくる。「どこまで行ったの?」「炎のゴブレットまでです」とわたしが答えると、ドレイクは「そのどの辺?」と訊いてきてから、まるで自分に言い聞かせるかのように例の初版本について話し出した。
「やっぱり買っちゃうべきかな。もうすぐぼくの誕生日なんだよ。自分へのご褒美ってことにしちゃおうかな」
Drake, Future - Diamonds Dancing
また、ドレイクの部屋には壁がまるっきり空いている場所があり、そこには自分がすでに購入したアート作品を設置する予定になっていることも明かしている。
その作品はネオン・サインで「Less Drake, More Tupac(ドレイクを減らしてもっと2パックを)」という文字が書かれているもので、ロサンゼルス在住のアーティスト、Patrick Martinezによるものだという。この作品にドレイクは6千ドル(約68万円)支払ったというが、その動機については次のように語っている。
人がなにをどう言おうと、自由に意見を言う権利を持っているはずだけど、この意見については、ぼくの自宅以外の場所で人目に触れられてほしくなかったんだよ
Drake - These Days