過酷なスケジュールの海外ツアーをこなしてきた後のMWAMは、いつもサウンドが筋肉質に鍛え上げられていて楽しみだったのだけれど、今回のショウはそれだけではなかった。
エアロスミスかメタリカか、という初の大掛かりなスペシャルアレンジが施されていて、圧巻の迫力と奥行きを備えたサウンドになっていたのだ。
でも、もっとも凄いところは、そういう大胆なアレンジに押し負けることのない、5匹プラス1のロックな基礎体力の高さなのだと思う。こういうアレンジを施しても、ロックな手応えが一切ブレないのである。
泥臭い野試合のように戦う海外ツアーと、華々しい国内ツアーを繰り返して、MWAMのロックは誰も知らない領域のタフネスと華麗さを獲得してしまった。
これ、映像作品化されるんだろうか。音源化でもいいから、リリースして欲しい。何なら、またいつの日かやって欲しい。興奮が収まらないが、あらためてライブレポートにしっかり書きます。(小池宏和)